先々月、Lenovo ThinkPad E560をカスタマイズしましたが、このE560にもWindows 11をインストールすることができるようなので挑戦してみました。

Windows 11に対応しているIntel系のCPUは、第8世代以降のCoreプロセッサーと言われています。

E560は、Core i5-6200Uなので第6世代の非対応となります。
Windows 10では、以下のように表示されます。

以下はマイクロソフトのホームページより抜粋した内容です。

警告:
・Windows 11 の最小システム要件 を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールすることは推奨されません。 これらの要件を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールすると、リスクを確認して理解 したこととみなされ、次のレジストリ キーの値を作成して、TPM 2.0 (少なくとも TPM 1.2 が必要) のチェック、CPU ファミリ、CPU モデルをバイパスできます。
・レジストリ キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
・名前: AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU
・種類: REG_DWORD
・値: 1
・レジストリ エディターなどを使用してレジストリを誤って変更すると、重大な問題が発生する場合があります。 これらの問題により、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。 Microsoft では、このような問題の解決に関しては保証できません。 レジストリの変更は各自の責任で行ってください。

レジストリエディターを起動します。

レジストリキー「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup」、名前「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」、値「1」を追加します。

この状態でWindows 11のセットアップを行うと、作業の途中で以下のメッセージが表示されます。
「承諾する」を押してインストールを継続します。

Yahoo!ショッピングなどで中古PCを購入する注意点として、第8世代未満のCPUを搭載したPCにWindows 11がインストールされている場合、今回の方法を使ってインストールされている可能性が高いです。

また、中古PCに付加価値を付けるために、Office Professional Plus付きと記載されている場合がありますが、そのライセンスが正規品でない可能性があります。
そのライセンスは企業向けに発行されたものであり、個人使用はライセンス違反となります。
ほかのバージョンもボリュームライセンスの可能性があり、注意が必要です。

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